2015年7月1日水曜日

ちょっとした疑問

たまに定時(からそんなに経ってない時間)に退勤すると,猛烈な数の人が帰宅していく姿を見る.それはもう,世の中にサラリーマンはこんなにたくさんいたのか,と思うくらい(かれこれ,10 年以上,いわゆる "定時" に街中を歩く生活をしていなかったので).

そういう状況を眺めていると,どこに,ネット上に溢れている残業地獄な人たちがいるのか不思議に思う.だいたい,19:00 を過ぎるころには帰宅するサラリーマンなんてほとんど見かけなくなるし,20:00 を過ぎるとオフィス街の窓の明かりもほとんどが消えているし,どこに残業地獄と言われている世界があるんだろう?

ネットの世界を覗くと,世の中のサラリーマンの大部分は,毎日のように残業して,土日も休日出勤して,死にかけているはずなのに,そういう人をリアルでほとんど見ることがないのはなぜだろう?

少なくとも,ちょっと前まで日常だったごく平均的なクソ院生,クソポスドクどもよりも働いている社会人というものを,僕は見たことがない.本当に,どこにブラックという世界があるんだろう?

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念のために書いておくけれど,いろんな方向への皮肉ではあるけれど,本当に,わからないわけではないです.

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